ソマティクスは癒しそのもの
ヨガとともにハマっているこのソマティクス・・・
アメリカ生まれで、
1976年に哲学者、心理学者、ヨガ講師でもあるトーマス・ハンナ氏が使い始めた
このソマティクス。
ソマティックにスが付いて、複数形になってる。
英語の方がわかりやすい。somaticにsで、somatics。
ソマティックのsomaは、生きている身体の意味。
で、ソマティックとは心と身体の繋がりであり、それらを自分で体験することにより自分のsomaに気づける。
ソマティックを扱うものに、たくさんの療法があり・・・
心理療法的なものだったり、指圧だったり、アーツ(忍術とか)、ダンスだったり・・
身体教育として、アレクサンダーテクニークやロルフィングやフェルデンクライス・メソッドやその他・・・
ソマティック・エデュケーション分野のパイオニアとしては、
トーマス・ハンナ氏、フェルデンクライス氏、エルザ・ギンドラー氏などなど・・
日本の野口体操もソマティック・エデュケーションの1つ。
ヨガも、心と身体を繋げるのでソマティックです。
身体を感じ、心を感じるのがソマティック。
トーマス・ハンナ氏のソマティクスは、このソマティックな技法がたくさんあるということで、ソマティクスと言うわけです。
時代はかなりさかのぼって、私たちの先人たちヒポクラテスやプラトンやアリストテレスたちは、すでに心だったり脳に気づいていて研究していたことに驚く。
その昔も多くのストレスだったり、悩みだったり、また病気やウィルスだったりと、生きることを脅かすことが多々あって・・・
そしてこの現代社会も、その昔と変わらなく、生命の危機に脅かされる事が絶えない。
少しでも、楽に楽しく幸せを感じられるように生き延びるには、どうしたらいい?
現代は人間の寿命も伸びて、80歳〜100歳まで生きる人もいる。
1度きりの人生、山があって谷があって、良いことも悪いこともあって、変化もあって、いろいろあるわけだ。
いろいろあっていいし。
その中で、個人の心のあり方やモノの捉え方の違いで、生きやすい人と生きづらい人に分かれる。
私個人的に、山も谷も笑顔で登りたい、どんなに辛い出来事にあっても、なんとかダメージをかわして生きれればいい・・と思ってる。
そのためには、このソマティックな世界が必要だと思っている。
ソマティック、ソマティクスは唯一自分を守ってくれるものと確信している。
ソマティクスエクササイズで毎日変わる自分の身体と心に気づく時間。
無理しない頑張らないで動く。
無理しない頑張らない。がわからないという人もいる。
動いていて、身体のどこかに痛みを感じたり、ストレッチのようにいた気持ちよく伸ばすのでは、身体が無理してることになる。
somaは自分本人だけにしかわからない。医者だってインストラクターだって誰だってわからない。
心を読める超能力者?にはわかるのかも・・・
頑張ってしまう人も、やはりどこかに痛みを感じたら、それは自分の可動域を超えてる、、頑張ってることになる。
だから、自分にしかわからない部分だから、自分がみてあげて感じてあげないと。
そして、ソマティクスエクササイズは、何よりも心地よく動くことが大切。
寝っ転がって腹筋を鍛えるエクササイズと同じムーブメントがある。
これも、頭を身体を90度に起こしてくる必要は全くない。
(頑張り屋さん、無理しがち屋さんは必ずと言っていいほど、90度に起きてこようとする😐😀)
エクササイズを積み重ねることで、この頑張りも無理するところも少しずつ解放されてく😆
そもそも、頭が床から1センチでも上がっただけで、腹筋や身体前面の筋肉は収縮する。
ちょっと縮めて、そこから筋肉がどんな感じで元に戻っていくか、緩んでいくか。を感じながら行うエクササイズ。
何度も同じ動きを心地よい範囲で繰り返していく、、
徐々に筋肉は緩んでいき、身体はリラックスしていく、脳もリラックスしていく。
終わった後の自分の身体と心は究極にリラックスしている。
コロナ禍による、オンラインによる目の疲れもこのエクササイズで緩められる。
ポーズを維持したり、頑張ったりしなくて、ほぼ寝っ転がって動くだけでいいソマティクスエクササイズ。
ガイドをする側も行う側も、両方が心地よくなれる。
ゆったりとゆっくりした時間の中で、自分の身体と心と繋がる癒しの時間。
この時間が、生きづらさを解放してくれたり、自分軸を感じられたり、何があっても人生を乗り越えていけるリソースだと思う。