からだは日本語で2つ漢字でかける。
体と身体。
体=肉体、物体、英語でBODY。
自分からも他者からも目で見える。
身体=魂、身。
自分しか見えない・・・
心も。
というか、
自分しか感じられない。
他者には見えないし、感じられない。
このからだ2つ、
体も身体も、どちらも頑張っている・・・
生まれてから、
ずっと一緒だから、
その存在があたりまえすぎて、
からだを意識する人は少ない。
生活の中で、
無理したり、
ついつい頑張りすぎたり・・・
そうこうしてるうちに、
体調を崩し、
悪くなってから、
やっと、
気づく・・自分のからだに。
ちょっと調子悪いかな?
いやいや大丈夫、気のせい・・・
からだの訴えに、声に、
気づかない・・・
スルーしちゃう・・・
また、
全く、気づかない事だってある。
忙しすぎて。
現代社会の慌ただしい超スピードの中にいると、
気づかない・・・
いろんな事。
自分のこと、からだ・・
子供のこと、他者のこと・・・
超ダッシュで道を走ったとして、
何かに気づくことできるだろうか?
道端に落ちているものや、
風景や、人や、
いろんなこと。
前しか見えてないはず。
その道端に存在する事や物に、
気づけない・・・
のんびり〜ゆっくり〜、
道を歩く、散歩すると、
いろいろ見えてくる。
コンクリートとコンクリートの間から、
元気に伸びている可愛らしい雑草とか・・・
あ、こんなとこにこんなのが、
あったんだ。
今まで気づかなかったね・・・
スピードが悪いって言ってるんじゃなく、
のんびりする、
立ち止まる時間が必要、
今の時代。
とくに。
ゆったり時間の中にいると、
いろんな事に気づける。
ごろ〜んと横になって、
空やおうちの天井を見たり、
目を閉じて、
ゆっくり息を吸ったり吐いたりしてみたり、
自分のからだを外側(体)から、
内側(身体)から観察してみたり。
いろんな気づきがあるはず・・
呼吸が浅いな、
呼吸が早いな・・・
腕が凝ってるな、
背中が痛いな・・・
心地いいな、
気持ちよくないな・・・
些細なことにも、
今までに、
なかった、知らない感情など・・
気づかなかった身体に、
感情に、
発見がある・・・
何も気づかない。
というのも、
あ、何も気づかないんだ。
という、気づきになる。
そっと耳をすまして、
聴いてみる。
自分から意識を向けてあげないと、
聴こえない、見えないこと、
いっぱいある。
自分の存在を、
からだを無視しないで、
感じてみる、
聴いてみる、
意識してみる。
感じることに抵抗がある人も・・・
自分のからだは1つ。
自分の存在は1つ。
かけがえのない大切な存在。
私たちはみんな平等に、
生きる、幸せになる権利があります。
そのためにも、
からだを感じて・・・
フタをしている感情も、
少しずつ時間をかけて、
いつか、
受け入れれる・・・
そうすると、
自分、
そして、
みんな1人1人が、
貴重な存在だということに、
心から、
気づくでしょう。