産後うつって?
産後うつは出産後のホルモンバランスの変動によって発症するうつ。
どんなママでもなる。で、通常だと1週間ぐらいで収まる。
私もなった・・・
マタニティブルーとも呼ばれる産後うつ。
症状としてはこんな感じ。
・訳もなく悲しい。
・ただただ涙が出る。
・情緒不安定になる。
・笑ってたかと思うと怒る、悲しくなる。
・イライラが激しい。
・自信喪失。
・ただただ、しんどい。
・話すの疲れる。
・疲れてるのに眠れない。
・なんでもない言い方に傷つく。
などなど、ざっとこんな症状。
でも、ほんの5日から1週間ぐらい・・・
後で、”なんだったんだろう?あの私は?”と思うぐらい。
看護婦さんも心配していたけど、ほんの数日でよくなった。
でも、この一時的な産後うつが長引いて、一般的なうつに陥っているママたちが増えてるらしい・・・
どうやらコロナが関係してるようで、ただでさえ産後は不安定な時期なのに、コロナによって更に不安を抱えてしまってるみたい。
マスクをはずせない息苦しさや、人との繋がりや関わりも安心できなかったり、、いろんな要素が産後ママたちを不安にさせている・・・
赤ちゃんと退院して我が家に戻っても、常に消毒徹底しなければいけなかったり、散歩に行けたとしても、伸び伸びと外の空気を吸えないし・・結構なストレスだよね。
おじいちゃんおばあちゃんに感染させないように、育児のお手伝いを頼めなかったり・・・とにかく、不安なことだらけ。
しかも、このご時世はシングルマザーのママたちも多い。全部を1人でやらなきゃいけないママたち。気分転換しようにも、どこかに出かけて育児についてわからないところを相談したり、他のママ友つくって支え合ったりもできないでいる。
どんどんと孤立してしまう・・・結果としてパッとしなく、なんかいつまでもうつっぽい?・・・
子育ての理想は、1人じゃなくみんなで子供を育てる。私の理想論ですが・・・
・家族がいる人は、家族全員でママを助けながら子育てする、お互いに助け合う。
・協力的なおじいちゃんおばあちゃんであれば、遠慮せず助けてもらう。
・シングルマザーで助けてくれる人がいない場合は、市や区で行っている助けを利用する。ママ友をつくる。
でも、これらの助けを安心して受けられないなんて、深刻な問題だ。
産後うつが進むと、一般的なうつになる。
冒頭でも書いたけど、産後うつと呼ばれる期間は数日。
長引くと、もうそれは産後うつではなく、うつ。
うつになっちゃうと、とても厄介。何が厄介かというと、ママは1人じゃなく赤ちゃんがいる。赤ちゃんを育てるために必要なママがうつ病。
うつ病はなった人にしかわからない、自分で自分をコントロールできなくなってしまう厄介な病。
赤ちゃんのお世話は健全なママでも大変なのに、ママの調子が良くないとほんとにキツい。
赤ちゃんに愛を抱けないママも、うつを発症してる可能性が高い。
まだ話せない赤ちゃんは大声で泣いてママに知らせる。
泣くことは赤ちゃんのお仕事みたいなもの。
ママがそばにいてあやしたり、オムツを変えたり、おっぱいあげたりして、しゃべれない赤ちゃんの要求に応えてあげて、やっと赤ちゃんは泣き止む。
それでも泣き止まない赤ちゃんだっている・・・
ママが不安だと、赤ちゃんにも不安は伝わる。
ママどうしたの?って大声出して心配してるかもママのこと・・
何をしても泣き止まない赤ちゃんに、ママは自信をなくす。
子育てできない・・自分が嫌い・・・赤ちゃんも嫌い・・・
周りに相談できる、助けくれる人がいるなら助けを求めて。
実際に会わなくても、電話で話したりZOOMなどオンラインで話したり、自分と赤ちゃんのために、このコロナ時代をなんとか乗り越えてほしい。
オンライン相談を受けてみるのもいいし。
オンラインヨガなどだってある。
私も最近、産後ママのための”産後ままルーム”を開催した。
とにかく、1人で孤立しないで繋がって欲しい。
オンラインも慣れるといい感じ。電車乗ったりバス乗ったりと移動しなくていいし、
落ちついた自宅から参加できる。家がおちつかないって人もいるけど・・・
wifi環境があれば、スマホからでも参加できるし、赤ちゃんと一緒に気兼ねなく参加できる。
コロナはなくならないし、私たちの生活は以前には戻らない・・・
でも全部を諦めるんじゃなくて、時代時代にあった生き方ができる。
パソコンや機械が苦手で嫌いだった私も変化した。ZOOMとかLINEとかをしている自分にも驚いている。こうしてブログも書いてるし・・・
変化を認めて、その変化にあった生き方ができる私たち人間ってすごい。
これがダメだったら、じゃあこっちでいこう。みたいなとこすごい。
諦めないこと。
産後ママたち、身動きが取れなく不安もいっぱいあるけど、必ず逃げ道みたいのがある。利用できるものはなんでも利用して、1人で抱え込まないで欲しい。
なんでも1人で頑張ってやろうとせずに、孤立を避けて繋がって欲しい。
自分と赤ちゃんのために・・・