”ありのままの自分でいいんだよ〜”
と、、よく聞くし、私もよく言う。氷の女王のエルザも歌ってる。
さて、このありのままの自分になかなか気づけない。
ありのままの自分って、なんなのそれ?って思う人もたくさんいる。
ありのまま。はそのまんまってことで、在るがままってこと。
んっ?なんかややこしい、、、
そのままの自分でいる、飾らない自分でいる、、何もしない、そのままの生まれたままの。という感じ。
生まれたての赤ちゃんは、色でいうと真っ白。何にも染まっていない、そのまま、まっさら。どの赤ちゃんもみんな同じ、ありのままのまっさらな状態で生まれてくる。
赤ちゃんから大きくなるにつれて、変化していくわけだけど、、、そこにありのままのキラキラした自分を閉じ込めざるを得ない環境におかれる環境、、、残念なことに、ほぼ全ての人がそう。
赤ちゃんを育てる立場の人、実の両親だったり、それに値する人。
ありのままでいられるか、いられないかは、育てる人のやり方、環境にある。
親は子供を思って育ててはいるだろうが、その思いが自分本位だったり、その時の感情に任せたりしていることが多い、、、
子供の考えを尊重せずに、親自身の考え方を押しつけていたり、、、
”親に向かって逆らうなんて!”みたいないわゆる脅し文句に気づかずに、平気で子供にこういう暴言を言っている親もいる。
そういったある時点から、子供たちはその持って生まれたキラキラ輝いている”ありのままの自分”でいてはいけないんだ・・・・・と思ってしまう。
”ありのままの自分”でいると、なぜか叱られたりするから。ありのままでいちゃいけないんだ。。。
ありのままの自分は何十もの層によって埋もれてしまい、そのまま大人になるもんだから、ありのままの自分に気づかないし、気づけない・・・
エルザも確か、両親に魔法の力を隠すように、手袋を取ってはいけないよ。と、言われていたはず・・・
子供の話もろくに聞かず、頭からダメだダメだ。という親・・・
子供のことを思ってのしつけだ。と思っているだろうが、、どうだろう?
自分が大好きで生きている人、少ない、この世の中。
自分に自信がなかったり、他者を気にして話せない人たくさんいる。
嫌われないように、相手を伺いながら話す。大切なあなたをどっかに隠したまま。
そんな子供や大人が悲しいことに多すぎる。
・・・しちゃいけない。・・・すべき。
そんな教え方、育て方はどうだろう、、、
親が子供だった頃、自分たちもそうして育てられてきたから、気づかないのだろうけど・・・もちろん、そうじゃない子供を1人の人間として尊重して育てられてる方もいるけど。
ありのままの自分に気づいてみよう
何十もの層に隠れている自分、ありのままの自分に気づける。
心の奥底に埋もれている自分に気づいてあげれる。
いつも向いている意識、他者のことばかり気にしたり、外の音ばかり気にしたり、
自分より外に気が向いてしまっている、その意識を自分に向けてみる。
自分の呼吸を聴いてみたり、感じてみる、意識してみる。
ありのままの自分は心の中にいる。
ハートの真ん中に心を感じれる人は、胸の真ん中に意識を集中させる。
目を閉じて、その部分を感じてみる。手をあててみてもいい。
なんとなく、あったかい感覚、自分のハートの真ん中。
あったかい感覚を感じたら、そこに笑っている自分、幸せそうな自分をおもい浮かべてみたり、、小さい頃の自分かもしれないし、、そのままの幸せそうな自分を感じてみる。
1日1回、2〜3分でもこのちょっとした瞑想のような行為をやってみる。
なんとなく、あたたかく心地よければ続けてみて。
その心地よい場所に”ありのままの自分”はいる。
なんの不安も心配事もなく、誰にも指図されない、自分の存在を尊重し、自由で幸せなありのままの自分。
私たちは1人1人が、心地よく楽な生き方ができるように自分の心と身体の調和をとることが大事で、それが子供の育て方だったり、人との付き合い方だったり、全てに関わってくると思っている。
幸せを感じ、笑って自分を好きになれる、ありのままの自分でいられる子供、大人がふえる世界をイメージしてやまない。