ヨガとうつの関係ってどうなんだろう?
ヨガとうつについて書いてあるブログをよく目にします。
結論から言うと、ヨガはうつの症状を改善してくれます。
うつじゃなくても、トラウマの症状も改善してくれる。トラウマとうつについて書かれた本も出版されています。
世の中には、ヨガでうつが良くなるとは断言できない。と語っている人々もいらっしゃいますが、、、その方々の大体がエビデンスがどうのこうの。と言っています。
エビデンスが明確じゃないとか、、よくわからないけど、ヨガとうつに関しての研究がきちんとした形でエビデンスとして世の中に出てもいるんだけど、一部の人々がそこを認めない、認めたくない。と言うのが理解できないです。
私はうつ経験者であり、ヨガに助けられました。
私の主治医の精神科医も勧めていましたしヨガを。
うつの症状を抱えている人は、とにかく辛い思いをしていて、どうにか辛い中から、なんとか脱出できる方法はないのだろうか?と思っています。
そこで、ヨガをしてもうつが必ずしも改善するとは確実に言えないし。と言っているヨガインストラクター、または一部の医者たちの言葉を私はどうしても許せないのです。
少しでも良くなろう、良くなりたいと思っている人に、試してみようと思っている気持ちを潰してしまうようなことをどうして言えるんだろう?
フランスにいる時になったうつ。辛い思いをしている私に、そんなヨガをしても無意味というようなことを言う人は1人もいなかった。
うつの時に、相談した誰かにそんなこと言われたら、ドーンとどん底におちていただろうと思う。
週に何回ぐらいヨガをすれば良くなるの?
1日に何回すれば良くなるの?
身体硬いけど、できるかな?
うつの人が、少しでも良くなりたいと思う気持ち。それに対して、否定的な答えで答えるインストラクターやヤブ医者たち。・・・ったく、どうしようもない、悲しくなる。
うつの人は体調がいい時と悪い時があるから、自分の体調に合わせて無理しないようにヨガをするのがいい。
1日に1回、毎日できれば、やっていいし。週に1回やれる時でもいいし、、で、継続するのがいい。無理をせずに続けること。
時間も15分ぐらいから始めて、30分、60分と。とにかく自分の体調に合わせてすること。
ヨガをすると、呼吸が楽になる。
呼吸法も行うから、呼吸がとても楽になるし、、やっているときは意識を自分の呼吸に向けたりするので、マインドフルネス。
つまり、勝手にわいてくる頭の中のおしゃべりを一時的だけれど切り離すから、終わった後は頭の中がスッキリ、心地いい状態になる。
ヨガが他のエクササイズやスポーツと違うところは、身体と心を感じながら動くところ。1つのポーズをとって、身体と心はどう感じるか。考えながら動くのではなく、感じながら動く。
私たちの脳は常に、あれやこれやと考えを巡らせてしまうが、ヨガの間は、自分の身体、呼吸を感じながら、または意識を向けながら動く。
ヨガ終わったら、部屋の掃除しよう。とか、終わったらケーキでも食べよう。とか、湧いてくる思考。
考えが出てきたら、その考えから離れる。呼吸に意識を向けたり・・
また少しすると、別の考えが湧き上がってくる。そしたらまた呼吸に意識する。というように、そこから離れる。この繰り返しです。
私たちの頭の中の思考が全てストップすると、そこは楽園。
とある脳科学者がいっています。
ヨガをすることで一時的ではあるけど、思考から離れる訓練ができるから、終わったあとは快適。
うつは脳の病です、ヨガをすることが無意味なわけはあるはずもないです。
呼吸1つにしても、お腹を使った腹式呼吸を練習することで、お腹にある横隔膜、脳の中にあるもう1つの横隔膜、骨盤底に位置するさらにもう1つの横隔膜が連動して動きます。微細な部分の働きを取り戻すことで、身体全体が生き返る。
うつの人の呼吸は大体が浅く速いです。ポーズを取らなくても、呼吸法をお腹を使った腹式呼吸にするだけでも、身体の緊張が解け確実に楽になる。身体だけじゃなく、そして心も楽になる。
ヨガの間は過去や未来を考えません、今だけ。今している呼吸、身体、心を感じながら行う。思考に縛られっぱなしの脳は解放される、気持ち良い、心地よい。
心地よい時間を自分に与えれば与えるほど、どうなる?
うつという脳の機能の低下は、改善に向かう。私たちの脳は一旦機能ダウンしても、リセットできる素晴らしいもの。
ヨガがうつやトラウマに意味がないわけがない。
少しづつだけど、継続することで確実にうつは改善される。
うつ経験者として断言できるし、今現在うつで辛い思いをしてる皆んなへ言いたい。
希望を捨てないで、絶対によくなる。
ヨガだけじゃない、つまりは心地よい時間をどれだけ自分に与えられるかということ。
どうしてもヨガが苦手な人は、ヨガ以外にも自分に合った何かがあるはず。
うつのみんな、私は応援しています。